大学の教科書はなぜわかりにくいものばかりなのか

雑記

大学の授業についていけず、すっかり出なくなってしまった。そんな諸君も多い時期だろう。
授業がわからないので、せめて自分で勉強しようと思い教科書


1を開いてみる、も、何が書いてあるのか今ひとつわからない。
そう、大学の教科書はくっそわかりにくいのだ。
高校ではわかりやすい教科書は山ほど売られていたのに、大学にはなぜないのか。この記事ではその理由をお教えしよう。

教科書が売れないから

元も子もないような理由だが、これが事実だ。
大学の教科書はほとんど全く売れない
高校までは、英語とか数学とか、みんながある程度同じ教科を学んでいる。
例えば英文法を解説する本を出したら、全国の高校生の大半をターゲットにできる。
一方、大学で学ぶような勉強、例えばパンルヴェ方程式を解説した本のターゲットは何人いるだろうか?
そもそもパンルヴェ方程式という言葉を知っている人ですら、世の中の何割いるかわかったものではない。
まして、パンルヴェ方程式の意味を知っている人はもっと少ないだろう(私も知らない)。パンルヴェ方程式をきちんと勉強したい人となれば更に少数だ。お金を払ってでも良い教科書を使ってパンルヴェ方程式を学びたい人など、もはやこのブログの読者よりも少ないかもしれない。
大学の勉強とは得てしてそういうものである。

高校までの間は、カリキュラムに従ってみなが同じことを学んでいたが、大学では、各々が別々の専門に分かれて、バラバラのことを勉強する。
バラバラに分かれて人数が減ってしまったマーケットに、いまさら分かりやすい本を一生懸命売ったところで、たかが知れているのである。
わかりやすい教科書を書くのには相当なエネルギーが要る。売れないのに、そのエネルギーをかけるのは無駄というわけだ。


  1. この記事では、教科書・参考書・テキストの類をすべて一括りに「教科書」と呼んでいる。

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