投稿日時: 2023/03/08 17:11
最終更新日時: 2023/06/01 12:12
はじめまして。ざるご(@zalgo3)です。
自己紹介は記事の最後にするとして、早速料理の話に移ります。
カルボナーラといえば、生クリームや牛乳を使ったクリームパスタのイメージが強いと思います。
しかし、この食べ方は日本独自のもので、本場イタリアでは、卵とチーズだけで仕上げるものが一般的です。
ぼく個人も、重すぎず、チーズの味がしっかり味わえる、このイタリア本場流の味を好んでよく作っています。
玉ねぎとベーコンを 7mm 幅くらいに切ります。にんにくは潰さずスライス。
卵とパルミジャーノ・レッジャーノを混ぜ合わせて、塩・胡椒をしておきます。
チーズは普通の粉チーズでもいいのですが、固形のパルミジャーノ・レッジャーノを削ってやると味は抜群に変わります。
お値段は少し高いですが、一度買うと結構使えるので、ぼくは一個は持っておくようにしています。
それでは具材を炒めていきましょう。
フライパンにピュア・オリーブオイルとバターを入れて熱します。
ピュア・オリーブオイルは、普通にオリーブを絞ったオイル。それに対し、エキストラヴァージン・オリーブオイルは、香りや成分が一定の基準を満たしたもののみが名乗れる、特別なオイルです。
全部エキストラヴァージンを使ってもよいのですが、加熱すると香りが飛んでしまうので、材料を炒めるのにはピュアを使うことにしています。
弱火でベーコンを炒めて、色がついてきたら玉ねぎとにんにくを投入します。しんなりしてきたら火を止めましょう。
具材を炒めるのと同時並行で、パスタを茹でておきます。
パスタはディチェコのリングイーネを使用しました。
アルデンテという言葉があるように、パスタはコシがとても大事です。
イタリアの人気ブランド、ディチェコは、低温で時間をかけて乾燥させているので、茹でるとパスタの外側から少しずつ柔らかくなり、程よいコシを出すことができます。
個人的にすごく好きなメーカーです。
ここからが重要なポイントです。
標準茹で時間の 2 分ほど前に、パスタを具材の入ったフライパンにあげます。ここで、茹で汁を切らないことが大事です。
再度火をつけ、パスタと具材を、茹で汁を加えながら混ぜ合わせていきます。この作業で、オイルと茹で汁が乳化し、まろやかな味を作ることができます。
適宜パスタの硬さを確認し、アルデンテ(程よい芯が残った硬さ)になったら火を止め、最初に混ぜ合わせた卵とチーズを加えて混ぜ合わせます。
香り付けにエキストラヴァージン・オリーブオイルを加えて混ぜ合わせ、お皿に盛ってパルミジャーノ・レッジャーノ(分量外)をかければ完成です。